今日も喉が痛い

デリンジャーの今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

デリンジャー(1973年製作の映画)
4.0
デリンジャー一味が全滅するのを、それぞれの死に様を見届ける映画です。
デリンジャー達を追い詰めて行くのはパーヴィス捜査官。一人一人、ある種の情を持って葬って行くのです。ある男は死に際に言います「殺されるのがあんたで良かった」と。男臭い映画ですね。ジョンミリアス脚本『地獄の黙示録』も製作『地獄の7人』も男臭い映画だったけど、これもぷんぷん臭います。ミリアスは少人数で権力に立ち向かうのが好きなんですね。それはめっちゃ分かる。俺も好き。

“パーヴィス捜査官はデリンジャーの撃った銃で自殺した”
これ本当は彼はデリンジャー撃ってはいないので嘘ですね。自殺は本当ですが。あのさ、テロップでちょっと盛るのやめてくれませんかねミリアスさん。信じてしまいましたよ。