ブルース

アンダーカレントのブルースのレビュー・感想・評価

アンダーカレント(2023年製作の映画)
4.0
突然失踪した夫(悟:永山瑛太)の理由や生死を探る物語が中心だと思いきや、突然現れた謎の男(堀:井浦新)の目的とは?悟の妻(かなえ:真木よう子)がいつも見る夢の正体とは?それぞれの謎を静かに問いかける物語に目が離せない。悟の行方を追う探偵(山崎:リリー・フランキー)の胡散くささが最高に面白い!はじめて会う喫茶店で素通りするかなえ、分かるわーヤバい雰囲気が漂ってるもん。やまさき?ヤマザキ?どっちでいいけど…と言いながら気にしてたりする。山崎とかなえのシーンはこの映画の良いアクセントになっていたと思う。失踪した夫の理由…うーん分からん!ぼんやりしてるというか、ふわふわしてるというか、観ていてイライラしたのは私だけかな?これは観る人に委ねる感じなのかな。悟の行動だけが最後まで謎だった、探偵を雇うとか。「人をわかるってどういうことですか?」それって人のエゴなのかな?わかった気でいて、本当はわかろうとしていないみたいな。知らなければ幸せなこともあると本能的にわかってるよね人って。知らないふりして、それに悩まされる事もあるけどね。「アンダーカレント」とても面白かったです!悟を除いては。
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