今泉監督の作品の中では、かなり暗めな作品に入るだろうが、描くテーマは一貫して「人と人との分かり合えなさ」だと思う。
かなえさんの周りのひとがあんまりにも失踪するから気が気じゃない・・・
真木よう子が美人過ぎるし、井浦新がエロ過ぎるので良い。(?)
感情的になってブチ切れたり、暴力を振るうような描写がないので(「窓辺にて」でも同じような事書いたけど)とことん大人の恋愛というか、悟り開いちゃってる、1周回った恋愛を見てる気分。
原作があるのに、どうしてこんなに今泉力哉みが出るのか。凄い。
会話のシーンが面白くて、かなりにやにやしてしまった。
細野さんの音楽が良過ぎる。
後半の展開はかなりゾワッとした。
ラストシーンの解釈がまだ完璧にできてないので、今は余韻に浸らせてください____