フィルマで「いいね！」をポチッとしてくれたり、偶然にも旅先の北鎌倉駅！のホームでお見かけした際に、戸惑いつつも^ ^ 握手をしてくれた、今泉力哉監督♪
彼の作品は必ず劇場で観ようと決めているので、『アンダーカレント』も映画館にて。原作漫画未読。
毎度のことなんだけど、
とにかく構図が良いというか、カメラの位置が常に良いんだよね。そしてカメラがあまり動かないところが更に好み。でもってカット繋ぎも好き。撮影は今泉作品常連の岩永洋氏。
尺の長い作品が苦手なアタシですが、『退屈な日々にさようならを』と『窓辺にて』同様に2時間をかなり超えている。
尺の長さについては、この前ご本人が旧Twitterで語っておられたが、やっぱり魂を込めて撮影したフィルムを削るってのは監督にとっては自分の身を削るようなものなんだろうなぁ。。
で、めずらしく個人的な感想を。
少しネタバレ気味なので改行
これは失踪した夫と、住み込みで働く謎の男、の二つのパートで構成されており、それぞれが抱えている「嘘や隠しているもの」がキーになっているが、謎の男のパートに比べて夫の失踪の理由が（原作通りだとしても）いささか弱く感じてしまった。
いっそのこと、探偵には振り回されつつも最後の夫婦が再会するシーン（絵的には素晴らしい）はカットして失踪の理由を謎のままにしたら？ なんて思ったりも。
でも原作ありきの作品ですからねぇ。
余談ですが、
遊園地で風船を貰った子は、前作『ちひろさん』の子だよね。それよりも風船の色が黄色だったのは、同じくその子が子役で出ていた『LOVE LIFE』の深田晃司監督に向けたものだな。俺は『LOVE LIFE』を2回観たからね^ ^🟡
リピートをすると印象も結構変わるので
オシッコを我慢して
もう一回映画館で観てきます。
