「俺はナニを見に来たんだろう?」
今泉監督への信頼の元、予告やあらすじ、ましてやポスタービジュアルを見ないようにする。
これが鑑賞前の準備。
え?ホラーなの? サスペンスなの?
犯罪モノ?
下町、老舗、馴染みの人達
を過去作以上に丁寧に見せてくれるなか
不穏な、得体の知れない不安感と恐怖感がつづく
ラストに向けて
しっかりとナニを見ていたのかを
見せすぎる事なく
物語を終わらせてくれる
鑑賞後"ナニを見ていたのか?"ハッキリとわかる
今泉監督作品はやはり 優しい。
「傑作!」を見ていたと!
蛇足感想:息を吐くように嘘をつくヤツ居るよね、自分はそいつを比較的見破ってしまうタイプの人間なのですが
嘘をつく人間 それを見破る人間 嘘をつかれても憎まない人間
この三者がその事を知りながらも分かりあうのは難しい。そもそも諦めるべき!
でも今作はソンナ世界にも優しい。