今までの今泉さんの作品とは違うテイスト
でも、本質的なメッセージは今までの作品と同じだと思った
人間は所詮は他人同士、隣にいても全て相手を理解する事はできない
それでも重なりあって分かり合える部分、そうじゃない部分も大切にしたいと思った
色々解釈できる点も多くて、考えてしまう作品
堀や悟は特に、見終わってもどんな人なのか想像する余白が多い人間だったなぁと思う
悟とかなえがそれぞれ探偵を雇って、お互いのことを知ろうとしていたけど、本当の事は分からないままだった
知らないことがいいこともある、というよりは
知らないことも含めて受け入れるかなえの姿勢が
彼女の成長であり、メッセージなのかな
あとあと、キャストがとにかく良かった
是枝作品、坂元裕二作品好きとしては、その辺りの役者さん勢揃いで興奮してしまった〜
次の今泉さんの作品がさらに楽しみになりました！
