アンダーカレントとは?と調べてみると
「暗黙」とか「心の奥底に流れるもの」
などなど色々ありました。
一緒に銭湯を営んでいた、うまくいっていたはずの夫が失踪してしまい、多くを語らない謎めいた人が従業員として雇って欲しいと応募してくる
もっとサスペンスタッチの映画かと思っていましたが、人間の深層心理を深く詠んだ映画だっんですね。
「人をわかるってどういうことですか?」
って、昔の自分なら、この人はこんな性格で、こんなことが好きで、などなどわかったように話していたかもしれないなぁ。
この年まで生きてきて、人には語れない部分が深くあるのだと最近になってやっと悟れるようになってきた未熟な私です。
嘘をつく、あったことを無かったことにする、語らない
違うことのようで同じことのようで、
そこにあるのは、負の感情のことの方が多い気がする
嘘をつきたくないので、語らないようにしてたけど、根底にあるものは同じなんだなと思い知りました
バッドランズでも思ったんだけど、今回も江口のりこが普通の人の役。癖のある役を期待しすぎちゃってるのね、私。