オープニング、言葉もなく淡々とショットが積み重ねられ、車道上で指示を出す男に従って、ショベルカーがその金属部分を地面に落とす乾いた音が2回連続し、その隙間に男が収まる。ここで、おっいいんじゃないか…
>>続きを読むほとんど理由もなく、けど取り憑かれるように車を爆走させる主人公は爽快。だがこの社会の欺瞞などが同時に描かれていて、それらからの解放の行き着く先を暗示している映画だった。まさにアメリカンニューシネマ…
>>続きを読む行って帰ってこなくても優勝できることを教えてくれた本作。直前に観た『テルマ&ルイーズ』のような権力や現実からの逃避行ではなく、決まったところにひたすら向かい続ける中たまたま追いかけられることになった…
>>続きを読む最初は賭けに勝つために警察をかわしながら目的地を目指す逃亡劇のような作品だと思ってたのですが、途中から主人公の過去が明かされていったり、当時の社会問題などにも踏み込んでいくことで、この逃亡劇にいろん…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
再見で劇場は初。理由なくひたすら車で突っ走る正にニューシネマカルト作品。走りまくる、それ以外に目を向けない演出の徹底ぶりには嬉しくなる。回想の挿入が絶妙で、この無機質さが本作の特質。差別と虚無。DJ…
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