ヴアーホーベン先生の新作のつもりでタイムスリップ気分でひっさしぶりの鑑賞はスクリーンで。
今どきB級にも認定されないような酷いプロットと脚本を、お前らこんな感じが好きなんだべ?と先生が大胆に料理。
マイケル・ダグラス筆頭に俗っぼさ全開で提供されるサスペンスレスな展開がたまらない。
公開後にエロシーン目当ての癖に、サスペンス好きなんだよねと堂々とレンタルビデオ屋に走るも、いつも貸し出し中でホゾを噛むオッサンの群れが目に浮かぶようだ。
サンフランシスコにカントリーパブ。
メキシコ移民が集うダイナーで下品な発言を繰り返す同僚。
裏窓に見える向かいのビルのエアロビ教室。
サンフランシスコでカーチェイスったらこうやんないと。
ドイツ人から見た正しくも間違ったアメリカの風景の切り取りは楽しさいっぱい。
劇中のマイケル・ダグラス曰く、
やりまくって挙句ガキ作って最後は幸せに暮らす。
やりまくってガキ出来なくても最後は幸せに暮らす。
それが夫婦生活だそうだ。
天晴れ。
クレジットにロブ・ボッティンの名前が。
もうちょいそういうシーン増やして欲しかったな。
〜〜
今日の一曲
"Sara Smile"-
Daryl Hall, Smokey Robinson
https://m.youtube.com/watch?v=BtXm3lUeDkE&pp=ygUS44K144Op44K544Oe44Kk44Or