パロディなどされまくって有名になった取り調べの椅子での脚の組み替えシーンが有名だがただエロいだけではなく、サスペンスとしても最高だった!
少しのネタバレになってしまうのが、真犯人は明確だが、それを観客自身も別の人物が真犯人だと線もあるのでは?思い込むようになっている。
劇中にもでてくるキャサリンが執筆中の主人公のニックをモデルとした小説を元に実際に近い事件が進んでいくが、本編を観てる観客もその通りに進むと思うからこそのミスリードも面白くできています。
また、キャサリンという女性の心理学を学んでいてそれを使う人の心や行動を操る術には怖さを感じられます。
そこに注目しての行動や会話などをみてみるとより楽しめるかもしれません。
ホラーのような緊迫とした音楽作りもよいですし、セリフのみではなく表情や感情でキャラクターの性格の移り変わりをみせていくのがよいです。
また、極力主人公のニックと同じ情報しか観客へみせないことにより観客がニックと同じ状況化でそれぞれのキャラクターの秘密を知っていくのがどんどんと疑心暗鬼にさせてくれるのが更に深みを増してたと思います。
ただエロいだけではない、サスペンスとしても最高な本作を是非観てみて下さい。