荷物を人に押し付けあっている”トニー”
ビージーズの曲にのせて、ペンキ缶を右手に活歩する男、かっこいいんですよね、これだけで絵になるやつはそうはいません、この男がジョン・トラボルタ演じるトニー。
作品の名前からダンスでサクセスストーリーとか想像しがちですが、全然違ってむしろ重たい話、若者達のエネルギーが有り余っていて、どこにもぶつけられない、喧嘩や友人達とのディスコ通い、女性との関係、何もかも上手くいかず、ただバカやって愚痴る毎日。そんな場所から抜け出したいのに、抜け出せないって、沸々とした感情。
色々と問題山積、けど何一つ解決せずに終わってしまったラスト、キスして友達でいようっていうラストには共感できんわ。
ブルースリーのくだりとか、アメリカでも当時流行ったんやね。