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世界の終わりからのQUOのネタバレレビュー・内容・結末

世界の終わりから(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

宇多田ヒカルのFINAL DISTANCE、traveling、光、SAKURAドロップス、Deep River、誰かの願いが叶うころ、Be My Last、Passion、Keep Tryin'の紀里谷監督。
丁度今月にリマスターアルバム「Science Fiction」がリリース。YouTube上でも4Kmvがどんどん再upされており関連付けされやすいタイミング。世界観を知るには充分すぎるポートフォリオ。

理論上面白くなる要素を過不足なしに散りばめていて身体に必要な栄養素を補給している感じ。ゆえに味を知ってしまった現代人は既存作品を並べそれらで優劣をつけ停滞しかねない。しかし優良なDJさながら繋ぎは飽きずに楽しめた。衣装や装飾などのこだわりやセンスは光っており、配役も優れていたと感じる。他人にとっての違和感こそ個性が全面に出ていると考えるので、もっと実験的で枠からはみ出す演出やクリエイティブさを期待してしまった。

多摩川浅間神社いきたくなりました。
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