思いの外めっちゃファンタジー。タイムトラベルものは大好きなんだけど、どちらかというと理論的にありえそうな設定にワクワクする訳で、あんまりファンタジック過ぎるのは好みではないことがこの作品を観て判明した。世界絡みの規模なのに身内ネタばかりで気分上がらない。脈絡がなくてめちゃくちゃ。秘密にするほどの事でもないことをドヤ顔で後出ししてくるの嫌い。あと登場人物が無能ばかりで行動や台詞などにイライラしちゃった。絶対そうはならんだろ。パクりなシーンも多いし、制作者が結局何をしたかったのかよく分からないまま終わった。自分が辛いからって神になったつもりで世界断罪させつつ自分が幸せになる道を他人に示唆する娘を美談とする作品より、『すばらしき世界』の三上のようにひたすらにもがき生を掴み誠実であろうとする人間の映画を観た方が人生において有益な気がする。前に住んでたところの近くの神社がドラマや映画で使われてるのをよく目にするんだけど妙に嬉しくなるね
