このレビューはネタバレを含みます
すごい好きな作品だった!
この世界はどうしようもない位最悪だけど、本音は「この世界を愛したい」
というセリフの通りなのかなと。
紀里谷監督は、これを脚本から何まで全部自分で作って。
これを最期の監督作品として世に出して引退してしまったという。
ハナちゃんに照らすと、
「自分では変えられなかったが、次の世代の奴等よ。どうか変えてくれ」
というメッセージ付きの作品だったと受け止めた。
つまり最期のアナログテープは、まさにこの作品ということ。
夢の世界はモノクロで描いて。
所々色が混じってるのがカッコ良かったけど、夢と現実の狭間ってことかな?