原作、脚本、監督は紀里谷和明、主演は伊東蒼のSF映画。PG12指定。
高校生のハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。
心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る・・・。
【キャスト】
志門ハナ：伊東蒼
江崎省吾：毎熊克哉
佐伯玲子：朝比奈彩
ユキ：増田光桜
タケル：若林時英
老婆：夏木マリ
是枝智史：高橋克典
ソラ：冨永愛
無限：北村一輝
シロ：阿見201
ラギ：柴崎楓雅
担任教師：岩井俊二
ハナの母親：市川由衣
AIの音声：又吉直樹
久し振りに紀里谷監督ワールドを堪能したくて鑑賞。
紀里谷監督作品の中では1番良かったですね。
夢の中では白黒で表現されており無限役の北村一輝の衣装と血しぶきだけ赤色が付いているのには、黒澤明監督のリスペクトが感じられました。
世界が終わるCGシーンや老婆扮する夏木マリの登場シーンは某宗教映画を観ている感覚になり少し引いてしまいます。
相変わらず伊東蒼の困り顔は映えます。映画毎に大きくなり我が子の成長を感じるような心境です。
毎熊克哉のスーツ姿は決まっていてカッコ良い役も良いです。
カセットテープが出てきてウォークマン持っているんだと懐かしくなりました。
伊勢谷監督の引退作？という事もあり岩井俊二監督に出演を頼んだのか登場して驚きました。
