多少、気にはなっていた「世界の終わりから」を初鑑賞してみた。監督は独特なタッチで描かれる紀里谷和明。監督作品は何を観ていたかな。しれっと振り返ってみたい。
えっと…「CASSHERN」と「GOEMON」だけみたい。「ラスト・ナイツ」と言う作品は観ていない。思いのほか監督の作品は少ない。他の方のレビューを拝見すると、しかもコレで終わりだとか。
さてと、世界の終わりを告げる内容みたいやけど…大した事前情報は持ち合わせてはいない。まぁ、一筋縄ではいかないとは思うが、あるがままに受け入れてみたい今日この頃。
ヒロインには伊東蒼。流石に存在感が増してきた感じかな。「空白」や「さがす」とは、また違ったような印象を抱く。
それと、個性的なメンバーが揃っているような雰囲気。夏木マリもはや、一体ドコの境地に辿り着こうとしているのか…ぐらいの摩訶不思議なインパクト。
毎熊克哉も出ている。どうでも良い余談やけど、ある角度から見てると、天津 木村に似ているコトに気付く。他の作品では思ったコトが無いが本作のとある角度だけそう感じたので敢えて文字に残してみた。
さてと、肝心の物語の方やけど個人的には、もうひとつ。好きな世界観ではあるが、どうにもこうにもイマイチ引き込まれるには至らず…ちゅう感じ。
訳が分からんと言う程のものではないが、何故か雰囲気にノレない。やはり、もう少しの予備知識とイメージを膨らませてからの方が良かったかな。実は深いようで、そこまで深くもないような…上手くは言い表せないが、あくまで個人的な主観。
