真っ二つに裂けたり急にズームアップしたりっていうのには思わず吹きそうになったけど、テンポがよくてまったく飽きなかった。
カメラワークも凝ってた気がする。
美しい俳優さんを美しく魅せるのが本当に上手…
"音もなく死を呼ぶ三絃の構え!
梅の小枝はのどを貫き!
紅にそまって無心にゆれる!"
三隅研次監督と市川雷蔵のコンビによる、剣三部作の第一弾。公開時の併映作品は『黒の試走車』。
鮮烈かつ斬新な殺陣…
殿を探し回るシーンの襖を生かしたあらゆる角度からの撮影手法面白い。
やはり間合いが良い。
市川雷蔵の圧倒的主人公感。
短命だったことも含めて儚さが凄い。
それにしても終始おばさんの鼻啜る音がうるさ…
このレビューはネタバレを含みます
新藤兼人がこんな脚本を書いて三隈研次がその通りに演出したのだろうか。不思議な作品。
飯田藩江戸屋敷。藩主の側室が、その侍女藤村志保にお家のためと刺殺される。どうやら城代家老が手引きをしたようなのだ…
大映4K映画祭
擬似家族、出生の秘密、幕府の用心棒など話の内容は各方面に少しずつ伸びて纏まりは無い感じ
それでも全編から醸し出される季節の朗らかさと死に向かう冷たさ(虚無感)は唯一無二
市川雷…
市川雷蔵さん主演、三隅研次監督の剣三部作の第一作目です。
原作小説もありますが、脚本は新藤兼人さん。
脚本の前衛さに監督のフェティッシュな感覚が奇跡的にうまく噛み合いました。
その歯車をうまく回して…
間合い、詰め方が天才的。芯の通った美学を感じる。三隅研次は知らんかった。恐るべし。
しっぽりとしたとこも肌に合う。
長岡の宿屋での一件の、女の立ち回りとカメラのフォロー、切り返しはただ痺れる。
そ…
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