字幕版を鑑賞。
前作は未見。でも、お話的な繋がりは無いらしいので全く問題なし。
正直、開始から30分ぐらいまでは「全てがPC画面内で完結する」という形式が単なるギミックにしか思えず、客観視点が入る普通の劇映画の方が良いのではと感じる。
だが、主人公が外国で行方不明になった母親を独力で捜すためにパソコンとネット関連サービスを駆使するタームに入ると、この形式に安楽椅子探偵最新型としてのドライブ感が生まれて俄然面白くなる。
また、2013年の『クロニクル』の時点では生活の全てが映像で記録されている事に多少の無理を感じていたのに、10年後の現在では全ての個人情報と映像がネット上に存在し、普通の高校生が当たり前にそれらにアクセスして使いこなす展開に時代の移ろいを観る。
