賛否両論ありそうな作品。内容というよりは形式と編集の妙です。ストーリーは薄く、回収しきれてないところあり。俳優陣もそこまで強くないです。ただ、PC画面でやりきる新しい映画の形はツボでした。タイプ音とかクリック音はASMR的に好きなので、割と心地よかった方です。
しかし、GoogleとSNS社会過ぎてネットで取れる情報の量はやっぱり恐ろしい。主役が高校生でデジタルネイティブ感はありますが、自分と照らし合わせることはでき、毎日の自分を見るようでゾッとしました。10年後に見たら、懐かしいーとかなりそう。アメリカは映画の通りSMSとFaceTimeが主流ですが、LINEが主流で且つそんなに通話しない日本人には違和感あるかもですね。アメリカは通話ガンガンします。
この後、前作のSearchingを観ました。どっちも似たようなクオリティなものの、若干前作の方が編集とテンポが良い気がします。設定と形式がシリーズ的に一緒なだけで別物です。