#twcn
👍
この親指マークに集約された快作。
SONYが少ない予算で若手に好き勝手させてたまにポンと流行を生み出すレーベルStage 6Films。
主人公フューチャーdigital画面共有観客没頭シリーズ"Searching"
なんと予算の100倍の回収率というハンパないボロ儲けコンテンツになりましたね。
わたしも大好きです。
引き続き今回は"Missing"
つまり『行方不明・亡くしもの・迷子』とこちらの方がサーチみが強め。
主人公のジューンはおかんと2人暮らしの18歳(高校生)
おかんは新しい恋人とコロンビアへ旅行に出かけるので不在の間毎日パーリーする気満々。
彼女の心に影を落とすのは幼い頃に病気で亡くした父。
現代のティーンエイジャーは"007"のベン・ウィショーばりにパジャマ姿で諜報員に勝てます。
武器はラップトップとネットワーク。
人力も遠隔&金&良心でなんとかしてゆく。
ある意味オチありき。
この結末👍を完成させるために中心から埋められるロジックの広がりの見事さよ…
ご都合主義的に感じる方もいるかもしれないけど"良いスリラー"とはそういうもの。
パズルを完成させるためのピースをどこに散りばめるか?どこにピースを隠し、どのような方法で見つけ出させるか?
そして、ピッタリハマったときの"快感"
この"感覚"にスピーディーに合わせにきて成功した手法かな?と思いますね。
まあお金はかかって内容でVFXスタッフも結構少ないし…技術の進化を見せつけられる次第でありますよね。
そして大切なのはテンポとカット。
ラップトップ画面と数多のカメラをテンポよく切り替え、キーボードやスマホ画面をタッチする音すらBGMとして機能するという仕様。
素晴らしくクオリティが高いですね。
お金かかってないのに。
あのオチもなかなかおもしろいなあ、と思ったし、監視カメラの上書きまで予測し現地の雑用のおじさん雇って遠隔操作するなんてすげえ!
てか現代ではもう出来そう!の嵐ですよね。
でもホテルのひととの電話は厳しかったのでは…表情や口の動きの見えるFacetimeと違って、電話という音のみの伝達様式でGoogle翻訳を使いオンタイムでヒアリング&リーディングでコミュニケーションを取るのは無理があったと思います。
読めないしw
でもつらいよね。
大好きなひといウソを疲れていたり自分が信じているものが揺らぐ瞬間、如何にしてジューンは冷静さを失わず行動するか?
しかもしつこいほど前フリをしての…見事と言わざるを得ないかと。
しかし!!
わたしの期待のわりに!!!
出番の少なかったコロンビアのエージェント・パクa.k.aダニエル・ヘニー💕
ポスターにも顔載ってるわりにめっちゃ出てこーへんやん!!
なんやったらスーツ姿の下半身すらスクリーンに映らなかったYO!!
顔が良かったからいいけどさ?!
てか間近で同じキャラクターが長時間画面に映るからか異様に顔面偏差値の高いキャスティングはなんなの…ジューンもおかんもめっさ美人やんか…これがわたしなら111分もみんな見てられへんやろ??
え、111分もあるの?!
アルマゲドンなんちゃらと変わらんやん!!
まったく長さを感じないもプラス評価ポイントですね。
見事👏
まだ”○○ing”シリーズ続きそうですね。
新
日本語字幕:中沢 志乃