1作目が大変面白かったので、続編も鑑賞！
1作目と同様に、脚本力が凄すぎる……
前作と逆で、今回は「ティーンの娘(反抗期)が母親を探す」という話。
始まってすぐ、「この感じ、懐かしい〜！」と興奮。1作目が今作の世界ではドラマ化されているのには笑った。パソコンやスマホなどあらゆる画面上で物語が進んでいくテンポの良さ、伏線やヒントの見せ方は、相変わらず引き込まれる作り。主人公がネットを上手く利用していく様に無我夢中で食らいついて鑑賞したが、私はあそこまで使いこなせる自信ないな。
母親が失踪し、あらゆる手段で調べる主人公を中心に、前作より周りの登場人物が多めに感じたが、主人公が接触する登場人物に一切の無駄がないストーリー展開に脱帽。調べるうちに次々と明らかになる事実の衝撃度、伏線やヒントの多さ・散りばめ方・回収方法に、本作の脚本の凄さを感じる。
サスペンスとして十分な作りだけど、ちゃんと「家族」という要素も絡めてきて、主人公が母親への態度を反省するシーンでグッときた。コロンビアのおっちゃんが(マフィア役で馴染みあったのもあって)良い役どころで、あのおっちゃん出るシーンでひと呼吸おけた上、最後にほっこりさせてくれるなんて…。
前作の二番煎じになって、画面上でストーリーがずっと進行するのは飽きてしまうのでは？と危惧したものの、ガッツリ見入ってしまい、脚本に翻弄されまくりの111分だった。良質サスペンスでした！！
