反抗期の18歳、ジューンの母親グレイスが、恋人とコロンビア旅行に行き失踪してしまうお話。
娘の失踪をPCを駆使して探し出した前作「サーチ」の話題もちょっと出てきて、正当な続篇でいいのかと！
ジューンは子供の頃父親を病気で亡くし、母と2人暮らし。母の友人で弁護士のヘザーが時々見にきてくれるけど、1週間の1人で留守番中、何かと過保護な母から離れ羽を伸ばしていた。しかし、帰国の日、空港に迎えに行っても一向に帰ってこない…
全てPC上のフェイスタイムや防犯カメラ、ライブカメラ、ネット検索、アプリなどで、物語が進む設定は前作通りで、完璧でした。キーになるのはやっぱり、パスワードだよね。
コロンビアのなんでも屋、ハビエル役のヨアキム・デ・アルメイダが出てて嬉しかったー。何かとマフィアなど、悪役が多いけど、「オンリー・ユー」で、優しい紳士の役だったりやっぱりこういう優しい役、似合ってると思う。
どうして失踪したのか、誰が犯人なのか、物語が進むと一緒になって考えちゃってる自分がいる。この人怪しくない？みたいな先入観が、ネットやメディアでも騒ぎ立てられると、集団心理というか、あたかも真実みたいになっちゃう。怖いなぁって。
想像した展開が全て覆され、ラストはびっくりでした。ジューンがさ、賢いよね！
いろんな伏線をしっかり回収して気持ちがいいし、同じようなシチュエーションで2作目なのにちっとも二番煎じじゃないところがすごいと思う。
FBIは冗談抜きでデジタルネイティブ世代枠を作って捜査に役立てるべきじゃないか？
面白かったーー！
拍手ー！
