若い頃に激しく恋した男性と街角で偶然に出会ったことで、今までの自由奔放な人生を振り返る初老の女性ジョーンを描いた、ローラン・ラリヴィエール監督のドラマ映画。本作は第72回(2022)ベルリン国際映画…
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イザベルユペールってやっぱり
独特な魅力がある。
それをすごく感じる作品。
記憶って自分の好きな様に
捉えておけば良いよなと思ったことがあるが
恋人との序盤の件とか全然
共感できないし、若いもんね…
切なさや寂しさもあるけどジョーンも気持ちの整理、受容ができたのかな。
自宅の庭の木々の映像が素敵で、ジョーンの後悔の念を包み込んでくれているような気がして、こちらも心地よい何だか心温まる感覚をうけた…
"記憶は作られる"
という語りかけから始まる1人の女性の物語。ジョーンはかつての恋人と偶然再会してから自分の人生を振り返る。
思い出はいつも美しくて眩しい。
そんな前半は若い頃のキラキラした恋愛…
出版社の社長として強く生きる女性・ジョーン。そんな彼女の前に若かりし頃の恋人が現れた。実は一人で彼の子供を産んでいたことも言わず、この再会をきっかけ過去を振り返り自分の人生を見つめ直す。
切なさもあ…
辛い過去に蓋をする為に空想の虚像をでっち上げてしまう。
文字にすると異様さに恐怖じみたものを感じるけれども、自分の中でも記憶を都合よく解釈してたり作り替えてたり、しまいにはポッカリ抜けてるものもあ…