Dont look Up の次はこれがきたかー!
いや。この静かな違和感。最高。この気持ち悪さ。
----少しネタバレあり----
この「え?おかしくない?これ」 という見逃すような違和感からぐんぐんはいってくるこの違和感。
そしてケビン・ベーコン、ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホークって1980-90年代のゴールデン俳優を配置。もう50代ホイホイ映画。
ディストピア映画なんだけど、正気じゃない彼らがいい。正気と狂気のあいだに揺れてるようなあの感じ。
でもあのタンカーシーンって私達のコロナの初期の頃を思い出させるわ。え?なんで?みたいな?こんなシュールリアリズムあるの?みたいなあのあのあの。感覚。
頭脳でわかっていても皮膚感覚がついていかないあのおかしさ。
しかしジュリア・ロバーツ酒飲みすぎやろ。
All Quieteとか、Bird的ななんだかわからないディストピア舞台なんだけど、それがなんか変。
しかしケビン・ベーコンが某国だよ、あれ、この文字は?っていうあたりが私にはどうもNetflixけんかうってるんかい?としか見えないんですけど。今までだったらぼやかしてたはずだけど、なんですか?この下品さ。。。ちょっとびっくりね。
テスラの暴走シーンはあれはやっぱり怖い。本当に怖い。自動運転の暴走はありうる。とはいえ。制御不能になると街中にゴミのごとく停まるのではとおもう。自動モードあるとは思うが。。安全だと思い込んでる飛行機だって新幹線だってハッカーがちょっといじればもうなんの安全性もない。ギリギリにいきているこの怖さをまざまざと見せてくれる。おまえら「気づけよ!」というように。
しかし結局あの2家族は何ヶ月生き延びたのだろう?
それが気になる。あんな状態になると電気も水もとまるとおもうし、ガソリンスタンドも確保しないと。。って私はすぐ思ったけどさすがアメリカ人、、車で色々なところをいくし。。やっぱりアメリカ人はああゆうときのサバイバル術だめかも(ケビンベーコン以外)..あまりにも豊かな国で生まれ育った人にはサバイバル術が備わってないのをまざまざと見せつけてくれる。
ただ実際ああゆう状態になった時、私は人々が助け合うんじゃないかと思ってるけどね。。
多分これからの世界大戦が起きたとき一番弱いのがアメリカ人かもしれないね。
それにしてもスリーマイル実験をテンマイルに間違えたりするあの核実験や核に対する敬意のなさ。。演出とは言えさすがアメリカ人らしい。長崎も広島も知らないだろう。彼らの鈍感さがとても気持ち悪い考えさせられる映画。