途中まではめちゃくちゃおもろい。前半だけだったら4.5。不安を煽るカメラワークや秀逸なタイトルバックはすごい良かった。ただ風呂敷広げすぎて投げやりなエンドになってしまったのが残念。段々と近づいてくるタンカー、墜落する飛行機、次々と突っ込んでくる自動運転車、表情1つ変えない鹿の群れなど強烈なルックが多く終末の描き方は最高。家族が休暇を過ごしている家に思わぬ訪問者が訪ねてくる話は「ノック 終末の訪問者」が頭を過ぎるが、シャマランが見せなかったものがこちらにはあって満足。あの映画とニコイチでもいいんじゃないか。ケビン・ベーコンがまた良い役してる。個人的には結構好きな怪作。
