松原慶太

終わらない週末の松原慶太のレビュー・感想・評価

終わらない週末(2023年製作の映画)
4.5
ルックが非常に新しく、アリ・アスターとかジョーダン・ピール系の最新型サスペンスかと思って見ていたが、途中からヒッチコック「鳥」のような黙示録的展開になり、最後にはリアル過ぎるほどリアルな結末になだれ込んだ。

とてつもなく恐ろしい映画で、この手の終末論的ストーリーがえてしてSFやオカルトに逃げがちであることを考えると、いまのアメリカに起こってもぜんぜんおかしくない、起こりうる結末に、さらに怖さが増した。
松原慶太

松原慶太