このレビューはネタバレを含みます
緊迫感ある音楽、余白の広く使ったストーリー展開、あっけらかんとしたインパクトあるラスト。
「週末」を愉しむ家族に訪れる「終末」。途絶える通信、空から降り注ぐテロ情報、不気味に続く自動車事故、どれも実態の無い恐怖に妄想が掻き立てられ、自宅に引き籠る。何が起こっているか分からない状態のまま、最後までフレンズの最終回が観たい一心で、動物の動向に目を向け、シェルターに辿り着くローズが、DVDを再生するところで物語は幕を閉じる。
ラストは“?”状態でしたがメッセージ性があり良く分からない終え方は好き。結局は自分が良しとする道を進んだローズがシェルターを見つけ好きな物にもありつけることができた、という何ともユーモアがある作品…ということなのでしょうか。
情報に溢れる現代社会で、情報に惑わされず自分が良いと思うものを信じて行動していきたいなと感じました(SNS見るの辞めよ…)