このレビューはネタバレを含みます
ゲットアウトのような雰囲気でありながら着地は予想外に現実的な結末だった。
実際にガザでもネットが遮断されたというニュースを見たし、先日の能登半島の地震でも現地ではネットが不安定で情報があまり入っていないという報道があった。
普段ネットで世界中のあらゆる情報を入手出来ているので、それがなくなることを考えられていない(何かが起きても把握できるとたかを括っている)ことを意識させられた。
ネットがなくなったらこの映画のとおりテロやクーデターが起こっていようと分からないと思う。
何かあってから調べるのでは無く、常日頃から情報収集して今後を考えることが必要なのかなと思った。
その他はシカや自動操縦の車など不可思議描写がホラー映画的で見応えがあった。