棋士

終わらない週末の棋士のネタバレレビュー・内容・結末

終わらない週末(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

観れて良かったと思う。主要人物全員の視点や思考を追いながらもう一度観てみたい。

私はフィクションとは考えないから正体が分からない事も理解はしきれていないけど内容としては自然と受け入れられた。
見ず知らずの人間への不信感や先入観、自動運転の危険性とか、錯乱、ネットワークの遮断、クレイが異言語の為何を伝えられているか分からず助ける事なく車を引き返した時の、あの恐怖と焦りだけは伝染した感覚...何か、ローズ以外、あらゆる道を消されているように感じた。ローズだけは、最初から(中身が何であろうと)自分にとって大切な1本の道を辿り続けていたような。皆んな『フレンズ』を見たがるローズを相手にしていなかった。けど彼女は、人がどうでもいいと思っていても、私にとってはそうではない。って人の心を生きなかった。よくあるメッセージかもしれないけどネット社会になってこの事の大切さや尊さは私的には守っていきたいなと思う。眠っていたアーチーの所へ尋ねた時も「うれしくなるから こういう時に見たほうがいいでしょ まだ希望が残ってるとしたら、2人の結末だけでも知りたい。だって大事なの」と。結果シェルターを見つけて自分の求める最終回にたどり着く。
周りからの絶えない情報や行動に翻弄されるより自分の心を主軸にする
そしたら週末がいつになろうと後悔はいくらか減るかもしれない
自分が本当にしたかった事を忘れて動いてる時、自分の心は置いてかれてるしそれは自分以外の誰も取り返せない。ただいつだって奪われる危険がある
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