このレビューはネタバレを含みます
Netflixオリジナルの終末モノ。
登場人物がかなり少なく、舞台も数箇所のみである為下手するとB級になりかねないがキャストとカメラワークと演出で全くそうは見えないのが凄い。
俯瞰ショットがやり過ぎって位多く、真上から撮ったり横になったり反転したりと色んなパターンがある。作中でも神が云々の話が出てくるので神の視点なんだろう。
ビーチに突っ込んでくるオイルタンカー、”アメリカに死を”のビラをまくドローン、自動運転の車がずらーっと並んだ道路、プールのフラミンゴ、鹿の群れ、等インパクトのある絵が多い。
それぞれが別行動していく中で、確かに説明したらややこしいわなみたいなことを共有せずに後々微妙に揉める感じがリアルで面白かった。
『フレンズ』に爆ハマりしてる妹も面白いしこの辺はブラックコメディ。
終末モノって説明が無さすぎたり描かなすぎるの安っぽく見えるし、逆に説明過多だとそれはそれでつまらなくなるんだけどそのバランスが絶妙だったなぁ。