「なんなのなんなのっ これってどうなっちゃうのぉぉぉ？！」と観客を散々惹きつけておいて、造り手側が
「なんだったんでしょうねー？！」
って終わらせるタイプの映画はあまり好きではない。（過去作で言うと「リセット（2010）」みたいな）
本作は「変異の原因」を究明することが目的ではないということが最後まで観てやっとわかる。（少なくとも自分のようなど素人にはそこまで観ないとわからなかった）
突如訪れた終末に対して様々な人間の本質がどう露見していき、人間同士の繋がりがどう変化していくのかという過程を描いたものだ。
最後のGHのセリフがネタバレなのかもしれないけれど、それさえも本当かどうかはわからない。
まぁなんていうか、ある日襲来した無敵の宇宙人をウィル・スミスがぶっ飛ばしまくるような単純明快なSF映画がお好きな方にはとっても退屈な映画になると思う。
「オバマ夫妻が制作に携わった」という触れ込みがなければ、観ていなかったかもしれない。。。
