好きです。
アメリカの終わり、世界の終わり
始めはそんな怖さを持って観ていたけど
人種差別、偏見、不確かな情報に翻弄される様、自然破壊の因果応報
携帯やテレビ、パソコン
デジタルに頼り切った現代に生きる私たちの脆さ
極限状態で見えてくる人間性。本音。
人間の愚かさを風刺する
コメディータッチなそれだなと感じました。
中国、ロシア、イランや北朝鮮
他国のせいにしてしまうあたり
あるあるかも…と笑った。
ラストで娘のローズが大好きなドラマ
『フレンズ』の最終回をようやく観ることができたシーンが
正直で人間らしくて
大騒ぎする大人たちと対比されてて
とても良かった。
もし世界の危機が迫っていたとしたら
私は何をしたいかなと
考えてみたりした。
以下は1番印象に残ったアマンダの台詞。
『人は傷つけ合うの
いつの時でも気付かぬままに
地球上の生物をぞんざいに扱い
紙ストローと無農薬チキンで
ごまかそうとする
そんなの何の役にも立たないことを知っているくせにわざと偽りの生活をする
合意の上で妄想を押し通す
私たちがいかに醜いかを認めたくないから』