おもしろかった。
同監督のどんとルックアップが親の仇レベルでキライだったので、多分ダメだろうなと思いながら観始めたんだけど、最後まで楽しく見られてしまった。
方向性やクセとかも結構そのまんまなので、ルックアップのほうが余程合わなかったんだろうな。
意味不明の終末描写なんだけど、これもまたドントルックアップと同じで、別に理由は比較的どうでもいいのかなという感じで、そこで右往左往する人間の愚かさを皮肉たっぷりにみるのがメイン。
そういう意味ではゾンビものとも近しいのかも。ディストピア系。
それが前作だとあまりにもバカにする＝自分だけ頭いいみたく見えて気にくわなかった。
スマホのショート動画やティックトックを意識したような縦画面のカットが印象的に使われているんだけど、無理矢理入れ込んだ感はなくていいアクセントになっていた。
滑らかでトリッキーなカメラの動かし方が多くて、いい意味で気持ち悪いと共に、技術の進歩を感じた。
全体的に画面もリッチなので、そういう意味でも自分の好みにあった。
フレンズがよすぎる。フレンズを見て青春を過ごした人としてはあれはズルい。
あのエンディングだけで妹とおんなじにっこりになってしまう。
