2024年23本目。
シスターフッド×スポ根は当たり。
64歳にしてフロリダ海峡を泳ぎ切ったナイアド。そんな彼女がどのように成功したかを描いた本作。
「Free Solo」やタイ洞窟事件の映画など自然の脅威を描くのを長けている監督だからこその海の恐ろしさが伝わってきたし、改めてマラソンスイミングの過酷さを感じた。
そんな過酷なのに、世間からはやめとけと言われ続けても挑戦し続けるナイアドの姿にはとても感動したし、生きているというのを感じるために、自分の限界を他人に決められないように、争い続けるその姿勢は見習うべきだと思った。
そんな中、親友が死に急いでる中、その夢を応援したいけど同時に止めてあげたいというボニーの葛藤をジョディ・フォスターは上手く描いていたし、最後の展開には涙した。