ダイアナ・ナイアドさんのこともマラソンスイマーという言葉も全く知らずに鑑賞。64歳でフロリダ海峡160キロもの距離を泳ぐ偉業を成し遂げたダイアナ・ナイアドさんの半生を描いた作品。
主役アネット・ベニングの体に身惚れた。す、すごい。背中から足先まで見入ってしまう。立ち姿の美しさ。鍛えてる、ってこういうことだ。そして親友役を演じたジョディ・フォスターも同じくめっちゃ鍛えてる。筋肉って年齢を重ねてもあんな風に体を美しく見せてくれるのね。
どんなに無謀だと言われてもやりたいことはやるんだ！という信念を、エネルギーを、ビシビシ感じで元気が湧いた。
個人的にも50、60、それ以上上の方が楽しそうに快活に生きている様に励まされることが多いので、今作はまさにその極み！
あんなにへろへろのボロボロになるの承知で、吐くほど大変なことに挑戦したい気持ちはわからないけど、チームのみんながダイアナに引っ張られて他にはない高揚感を味わって必死になるのはなんか羨ましかった。
新入社員の頃の、とあるしごとを思い出した。またああいう気持ちになれるかな、なりたいな、なることもあるかもな、とほんの少し思えた。
ダイアナの底知れぬパワーの話でもあり、友情の話でもあった。
私が60代になったら、あんな友だちは近くにいるのだろうか。
ちょっと楽しみでもある。
クラゲに刺されたことはないが、あんなに大変なことになる(可能性がある)のね！！恐ろしや！
