GWなので夜更かししてNetflixで鑑賞。
アネット・ベニングとジョディ・フォスターがとにかく良かった!
スポ根は好みではないけれど、本作は年齢とか女性とか関係なく夢を持って毎日を過ごすその時間が尊いし、観ていてパワーをもらえた。
私は以前、ご高齢の方と関わる機会が多かったので、どんな些細なことや無謀に思えることでも夢や目標があるというだけで生きていく支えになると実感したし、
本作は、これから歳を重ねていく私たちにも希望を与えてくれる作品だなと思った。
劇中で引用されるメアリー・オリバーの詩が印象的だった。
「最後には皆死ぬ。あまりに早く。
あなたは何をする気なの?
たった一度きりの貴重な人生で...」
また、10代の頃に受けた心の傷は何歳になっても消えることはないし、それを振り払いたい思いもあったんだなというのも伝わってきた。
途中、傲慢になっていたナイアドが、一人ではだめだと気づけたのも良かった。
これはスポーツに限らず、人生の多くのことに通じると思う。
私はカナヅチだけれど、観ていてたまらなく泳ぎたくなった。