デル・トロ観たさに久方に2h超え尺を鑑賞。
冒頭の入り方、カメラのアングルや切り替え方、中盤迄の不穏な演出や振り幅、膜が架かった様な編集時のカラー調整等は当たり当たり！と喜んで魅入った。
惜しいのは最終極面でパンパンと畳みかけた数分。幕が降りて、アラ？こんな終わり方なワケ？急に"安っぽ〜"って、かなりガッカリした。=勿体無い×2.5くらいかな。
ありがちストーリーでも結構皆のキャラは立っていたし、兎に角は編集のリズムが好みだっただけに惜しいナァと。
でも、もし続編が出来たならきっと観ると思う。思うよ。思うんだな。
やっぱり好きなんだなデル・トロの歩き方！
どんなに髪型や髭や雰囲気変えても、全く変わらないデル・トロの歩き方！
後日補足:
昨今のヒット作でデル・トロのファンになられた御仁で未見の方は、是非是非"バスキア"と"ユージュアル・サスペクツ"での彼の若き勇姿？を味わって頂きたい。
前者では堂に入ったラリり方、素晴らしくリアルです。おまけにアドリブの放屁しながらのバスケシーン、後者では眉毛剃り剃りアイパー頭の粋がった彼を味わって下さい。
益々と、今の渋い演技も肉体自体も"厚みを増した彼"を愛おしく感じられることでしょう。
