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モンキーマンの缶のネタバレレビュー・内容・結末

モンキーマン(2024年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

インド系英国人のデヴ・パテルが監督した英語での作品とはいえ、かなりしっかりインド人観客を念頭にに作ってるなと思った
スラムドッグ〜のイメージの強い役者だけどスラムドッグよりもずっとずっと好き,一種のアンチテーゼにすら感じた

まんまBJPな与党、セレブリティ僧侶とかも出てきたし攻めるねぇと思った 好き
夜と昼のシーンの使いわけ、今も続く搾取、神話、現在と過去の交錯
トランスジェンダー女性のコミュニティで癒えるシーン、タブラのビートが素晴らしかった
まさにTrans joyだし、母親が集団でレイプされて殺されたと示唆しつつ直接的な描写は避けたところとかも含めジェンダーに関する表現も考えられていてよかった

主人公のキャラクター描写、アクションシーンで汚水に手を突っ込むところ、上手いなぁと思った
振り付けの変化含めアクションが香港映画ぽかった

作ってくれてありがとうと思った映画
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