クリーム

マエストロ:その音楽と愛とのクリームのレビュー・感想・評価

3.5
鼻の特殊メイクが違和感で気になりました。勿論、特殊メイクは良く出来てたけどシンプルに演技だけで良かった様に思えました。内容もマエストロの伝記映画で、彼が天才だった事、素晴らしい妻がいた事、自己中だった事、だけど、妻を愛していた事等、解ったけど、驚く人生に感じられず、好きになれなかったです。
あくまで、映画観賞が趣味でしかない私の無知な感想です。

1943年、25歳でNYフィルハーモニー管弦楽団の副指揮者だったバーンスタインは、ブルーノ·ワルターの代打で突然、指揮者デビューを果たした。当時、彼はクラリネット奏者のデヴィッドと性的な関係だったが、パーティーで女優志望のフェリシア·モンテアレグレに出会い、最終的には結婚し、3人の子供が生まれ、世間の注目を集める裕福な家族となるのですが…。



ネタバレ↓



彼らは頻繁にパーティーを主催し、フェリシアはレナードの浮気と闘い、妻として彼に抗議するも彼の男好きは止まらず、アルコールや薬物乱用も深刻になります。彼とフェリシアは激しく衝突しますが結婚生活は続けました。 1973年、レナードはイーリー大聖堂でマーラーの復活交響曲を指揮した。その時、フェリシアはレナードと和解。数年後、フェリシアは肺がんと診断され、手術と化学療法を試すも1978年に亡くなりました。
レナードと子供達は、家を処分しバラバラに。その後、レナードは指揮を若者達に教え、パーティーで男子学生達とイキイキ遊ぶシーンで終わります。

これは、一体どう受け止めれば良いのか?天才だったけど、家族がいても自由で、男遊びが止められない自己中男だったった。それでも妻子に愛はあった様だが、妻が亡くなったら、自由になり学生を物色する。これのどこで感動するのか?私には解らなかった。妻もレナードがバイセクシャルなのは知っていての結婚だった様だが、男女どちらに大しても失礼な男に見えた。
けど、ラストのご本人の演奏シーンは魅力的な人に見えたのは何故だろう?
あっ、キャリー·マリガンの演技は、相変わらず素晴らしかったです。
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