マルケス

マエストロ:その音楽と愛とのマルケスのレビュー・感想・評価

2.5
アメリカを代表する指揮者・作曲家レナード・バーンスタインと妻フェリシアの伝記映画。
終盤、タクトを振るブラッドリーの熱演は拍手喝采の感動シーンなのだろうと思いながら、最後までノレなかった。

今作は音楽家バーンスタインより、レニーとフェリシアの愛を描きたかったはず。二人の関係は男女の愛から共同体的な愛へ昇華していったと想像するけど、ストーリーが退屈なんだよね…。
バーンスタインは確かに有名な音楽家だけど、なぜ映画化しようとしたのだろ。業界は時流に合ったセクシュアリティの人物でも漁っているのか、ってのはイジワルな見方かな。

スクリーンがモノクロからカラー、スタンダードからビスタに変わるのだが、特に効果的とも思えず。
良かったのは老けメイク。首と手もきっちり老けてた。
マルケス

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