あめれもん

マエストロ:その音楽と愛とのあめれもんのレビュー・感想・評価

3.5
ブラッドリー・クーパーってこんな顔だったっけ?と驚いたのだけど特殊メイクだったのね。バーンスタインの音楽家としての生涯というよりは、彼の妻フェリシアを主軸とした話だった。エンドクレジットの最初にキャリー・マリガンの名前があったのもそういうことかなと。
どちらかというと音楽家としての話が観たかったので思ってたのと違う…な内容だったけど、夫婦2人の演技の迫力はすごかった。あとはなんといってもマーラーの指揮シーンの凄み。夫婦の口論の長回し、からのスヌーピーも面白いシーンだった。
大好きな「キャンディード」序曲がエンドロールで流れたのは嬉しかった。映画鑑賞後に聴くとバーンスタインのもつエネルギーがそのまま表れた曲にも聴こえる。