Mia

マエストロ:その音楽と愛とのMiaのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます


壮絶な愛の話。

非凡という運命の中で生きることは
私たちには想像できないほどの義務を伴うらしい。

最期は癌で亡くなってしまう奥様。
最期のシーン、とっても辛かった。


若い指揮者に指導するシーン、
何度かやらせた後に、
君はこうしたいんだと思う、違ったら言ってね
と言って指揮台に立って指揮した途端、全然違う音がなる。
吹奏楽を少し齧ったからなんとなくわかるけど、本当に指揮者によって音って変わるよね。
私の時は学校の先生だったから、人によって違くなるのね、くらいにしか変わらなかったけど、やっぱり天才がやると全く違うものなのね。
面白い。


この作品の空白もとても尊い時間。
最後の方だけあげると、病院の待合室で待つシーンや、命尽きる前にベッドに横たわるシーンなど...
言葉じゃ伝わらない空気感。
Mia

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