平和を祈るヒツジくん

静かなるドン 前編の平和を祈るヒツジくんのレビュー・感想・評価

静かなるドン 前編(2023年製作の映画)
4.7
名作ヤクザ漫画『静かなるドン』が現代風リメイクでドラマ化!
下ネタギャグ漫画と思わせといて、実はシビアなヤクザ漫画。登場人物は新撰組など幕末の人物のもじり。

原作では下着のデザインをやっていた近藤が、デザイナーに変更。会社も現代風で、原作であった下ネタ要素は削ぎ落とされている。
そして時代設定も現代なので、半グレ勢力として「カマキリ」なる敵が登場。オリジナル要素は嫌な予感はしてたけど、思ったよりかは薄っぺらくない。近年問題になっている半グレを描くのは良いと思いました。

やはり伊藤健太郎は良い演技をする。
カタギ↔ヤクザのスイッチが切り替わる演技が上手い。ただアクションはもうちょい力入れて欲しい。本格的なアクションで勝負して欲しかった。
ストーリーは現代風にアレンジされていたけど、構成が素晴らしかったです!