故ラチェットスタンク

ニモーナの故ラチェットスタンクのレビュー・感想・評価

ニモーナ(2023年製作の映画)
3.0
あまり感心しなかった。展開一つ一つが性急だしとても作為的に目に映った。同性愛の話であり、情報制御の話であり、悪しき伝承の話であり…と詰め込み過ぎてフォーカスがどこにもあってない。人物の情緒の移り変わりがずっとよくわからない。

グロリアのとこもう少し掘ってくれないとホントにただ彼女が悪い話になりかねなくないか。ニモーナもニモーナで1000年黙ってるのにバリスターが出てきて急にテロに走り出すって結構謎に見えてしまう。

『キック・アス』の廊下のアクションシーンの音楽が流れてたけどニモーナの声もクロエ・グレース・モレッツがやってるのでなんか変な繋がりだなと思った。『キック・アス』見てないんだけども。

ちょっと脚本とっちらかってるなあと思ったのでなにかテーマを一つ二つ背景に持って行ってもいい気がする。嫌いとかではなくついていけなかったなーと。ぼんやりした感じ。ごめん!