雄樹

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男の雄樹のレビュー・感想・評価

3.8
「社会に尊厳を承認されず個人が抗議する時、抗議の行動が人に尊厳を与える」

本作はあのキング牧師が演説した有名で歴史的な日を企画して準備したバイヤード・ラスティンの人生と苦悩と共に描かれていました。
それに今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされているコールマン・ドミンゴの演出は素晴らしくて良かったです。
ですが、僕はもっとキング牧師と関係やあの日の準備を見たいのに終盤で変な三角関係の影響で物語を何度も逸れてしまい、
せっかくあんなにも準備をみたのにキング牧師のスピーチやあの日のシーンが短すぎて所は凄く残念でした。
あと個人的に本作よりも『アメリカン・フィクション』の方が全体的に好きなので少し点数は低めです。
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