このレビューはネタバレを含みます
オープニングのディスコメドレーとは対照的な、
ラストのデスマスクのようなダイアンキートンの顔面が印象的。
エンドロールも早々に、静かに唐突に幕は閉じる。
死んじゃう時ってそんなもんなのかも。
ウーマンリブウーマンリブの旋風の中
自分の傷と向き合いながら、騙しながら反発しながら溺れながら対話しながら
奔放に生きてみた女へのお仕置きのような、
ほーーら見たことか! と言わんばかりの監督の意図なのか、ラストのあっけなさには、いささか腹が立つ。
けど、死んじゃう時ってそんなもんなのかも。
73年に実際なか起こったロズアン・クイン殺人事件が元のフィクション。
映画同様、バーでお持ち帰りした男がなかなか役に立たなかった事が発端で起こった事件。
運が悪かった。
悪い運を手繰り寄せてしまっていたのかもしれない。
東電OL殺人事件が過ぎった。
運が悪かったんだと思う。
でも、死んじゃう時ってそんなもんなのかも。
ダイアンキートンがこんな大胆な役を演じていた事が意外だった。
なんとアニーホールと同時期に公開!