原作は未読。
世界は力で動いている。力無き外交に意味無し。
平和信仰から目を覚まさせる、重要なメッセージ。
ストーリーも税金の使い方も海江田の行動も「荒唐無稽」と切り捨てることもできるだろう。
しかしながら、歴史が物語る殺伐とした力の論理、そして核抑止論というタブーに切り込む意味を感じた。
「映画沈黙の艦隊製作委員会」でなく、Amazon制作。日本映画にとって大きな一歩。
日本映画あるあるの御涙頂戴もなく、ストイックに戦う人間模様が描かれる。
一体どうやって乗組員の給料を払うつもりだったのか知らないが、続編にも期待。