JAB02440

沈黙の艦隊のJAB02440のレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
5.0
「モーニング」で次の展開はどうなるんだ
次とページをめくり、毎週次はどうなるんだと
次回が気になり夢中で読んだ漫画。

どうなるか心配もあったが、とても面白かった。

あの長い原作を1本にまとめるのだろうかと思って心配だったが、
逆に序盤の2~3巻をじっくり映像化してくれていた。

海江田、深町も顔はやや違うが海江田の
沈着冷静さ、深町の熱さがよく再現できていたと思う。

モーツアルトのシンフォニーもあった。

海戦もの定番として魚雷発射や操舵の命令、復唱、
と手順を細かく踏んで進めていくところもいい。

たつなみの実写による出航シーンもいい。

世界平和というテーマはあるけれど
沈黙の艦隊の大きな魅力は、
次から次へとやまとの前に立ちはだかる
敵の潜水艦を操艦とはったりだけで
倒していくという
実はドラゴンボール的な潜水艦同士のバトル。

潜水艦もごろんとしているだけだし
海の中といえば真っ暗な青だけで
迫力の戦闘シーンを再現できるのかが一番
心配だったが、
手に汗握る迫力満点のバトルなっていた。

深町の女性副官も熱い深町と好対照の落ち着きがよかった。

笹野さんの竹上首相も後半の役割をにらんでの配役ではないかと。

とにかく最後まで映画化して欲しい。

補佐官「大統領、海江田に勝ちました!」
ベネット米大統領「ガッーテーム!」

と海江田に勝ったはずなのに裏をかかれて悔しがるベネットのシーンが見たい。
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