西郷並盛

沈黙の艦隊の西郷並盛のレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
4.0
んんー?→んー!ん。ん。

マンガ読んだ時に震えるほど感じた「世界を見つめろ」と言われているような我が身に迫る緊迫感が、自分には味わえなかった(政府の議論シーンが少なかったのと、アメリカ以外の国が名前も出てこなかったのがでかいかも?)
それでもやはりグッとくるものはあった!正直あのシーンがしっかりしてれば、100数分で仕上げなきゃいけない映画なら文句ないでしょ!

やっぱりマンガは読まなきゃだけど、それはそれとしてこの作品のスケール感をじゅうぶんに見せてもらえて良かったと思った 続き作り始めたらキリがないけど、もしやるなら楽しみにしたいな〜

(ユースケ・サンタマリアさんの南波さんめっちゃすき笑)

(色んな人の声を見てたらやっぱり言いたくなったので、以下追記!)
入江兄弟の話、初見の人たちにとっての海江田という男のとっつきやすいつかみなんだと解釈したけど、正直あれ要らんかったと思う もっとそのぶんを前述したような議論パートに割くべきだったと思う 単純なキャラ付けのせいで海江田を単純に(現実主義の冷血漢、みたいな)捉えられても困るし、、、考えれば考えるほどモヤモヤするところです
あとはやっぱり、マンガ実写をやるって一本でバシっと決めるの大事だと思うんだけどなあ オリジナル展開でいいから海江田の「夢」をビシッと言って、終わり!にするだけで全然違ったんじゃないかな これじゃ結局何?ってなって終わる人があまりにも多いはず そりゃ勿体ないよ〜

政府のシーンが薄かったせいで天津さんも出ないし海原さんが輝かなかったのも、この作品の面白さという面でかなり痛かったと感じる