なんでそこで終わっちゃうの！？
明らかに続編を示唆した構成は物足りない。
ホンモノの潜水艦を使って撮影したスケールはお見事だが全体的に画が単調。核や争いが絶えない世界、アメリカ国家への挑発とタブーを描く実写化の本気度は感じた。
いやぁスケールは凄かったし、キャラクターそれぞれも個性発揮してて良かったんですけど、メリハリが弱くって観終わった後何も残らない映画でしたね…。
Amazonスタジオ製作、主演の大沢たかおが自らプロデューサーにかって出る、様々な要因が重なりかなり期待していた分残念。
原作の漫画は30巻ぐらいあるとか？
そのうち今回映画になったのは1〜3巻程度とか？
そりゃあ終わらないよねって理解もあるんですけど、一本の映画として成立していませんもん。
あそこまで引きつけておいて最後次回をお楽しみにみたいな終わり方は肩透かしすぎます。
Amazonオリジナルでドラマ化とかでもしないと今後完結させるのも難しいような…どうせやるなら映画でやってほしいですけどね。ただ今回こんな中途半端さを見せられている分、次回作あったとして観に行くかどうか…その時の心とお金の余裕があればって感じですかねぇ。
〈キャスト〉
海江田四郎(大沢たかお)
深町洋(玉木宏)
市谷裕美(上戸彩)
南波栄一(ユースケサンタマリア)
入江蒼士(中村倫也)
山中栄治(中村蒼)
入江覚(松岡広大)
溝口拓男(前原滉)
速水貴子(水川あさみ)
舟尾亮子(TAO)
赤垣浩次(手塚とおる)
影山誠司(酒向芳)
竹上登志雄(笹野高史)
ローガン・スタイガー(アレクス・ポーノビッチ)
ニコラス・ベネット(リック・アムスバリー)
海原大悟(橋爪功)
曽根崎仁美(夏川結衣)
海原渉(江口洋介)
※2023年新作映画135本目
